「生誕120年 山沢栄子 私の現代」展へ

西宮市大谷記念美術館で開催中の「生誕120年 山沢栄子 私の現代」へ行って来ました。

1920年代にアメリカに渡った山沢栄子氏。そのころに登場した35mmカメラ。その持ち運びの便利さやフィルム交換のしやすさで、「写真」が一般に広まっていったころでした。

その技術を持ち帰った彼女は、写真スタジオの仕事へ、そして芸術表現へと、日本における女性写真家の草分けとして活躍されました。

展示には写真作品だけでなく、仕事場のことを紹介された記事の展示もあり、じぶんの仕事柄、興味深く拝見しました。

他にも同時代の作家達、アルフレッド・スティーグリッツの代表作である「三等船室」や、アンセル・アダムス、エドワード・ウェストンの作品にも触れられる、貴重な機会だと思います。

展示の撮影はできませんが、うつくしいお庭は撮影可能。季節のお花を探しながらのお散歩もおすすめです。
ロビーから観たお庭。ソファもあるのでゆっくりできます。
この日は雨降る日本庭園です。
元永定正「くるくるぐりーん」
手前の陶のオブジェ
元永定正「しろからだんだん」

奥のにっこり笑うブロンズ
岡本太郎「午後の日」

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嵐 祥子 | Arashi Shoko

フリーランスWebライター兼フォトグラファー、嵐祥子のサイトです。 同名で、写真作品も制作しています。