「KYOTOGRAPHIE2021」京都国際写真祭へ ③琵琶湖疏水記念館

二条城、HOSOO GALLERYからのつづき。
琵琶湖疏水記念館へ向かいます。

HOSOO GALLERYを出て最寄駅、「烏丸御池(からすまおいけ)」駅から地下鉄に乗ります。烏丸線・東西線の相互乗り換え駅で、間違えないよう東西線に乗って「蹴上(けあげ)」駅へ。

下車後、地上に出て歩き進めると観光スポットのひとつ「蹴上インクライン」を通ります。全長582mの線路が遠くへつづいていく光景は、旅で訪れたような非日常的な気持ちになりました。

会場に着くまえですが、友人が「来て良かったね」と感想を。わたしも「ほんとうだね」と、応えました。
桜の季節もとてもきれいだそうです。
水が「ドドド」と流れる音が近づいてきて、琵琶湖疏水記念館に到着。
ひと組の作家さんの展示です。

榮榮&映里 (ロンロン&インリ)●
『即非京都』

以下の文章、公式Webサイトより、作家さんのご紹介。
2012年から2014年にかけ、新潟の原始の自然の中で圧倒的な水の生命環に影響を受け「妻有物語」を制作して以来、「生命の水」の存在が創作の根底に流れているという。
2015年には京都に移住。歴史、文化、風土が複合し重層的な景観を生み出してきた千年の都「京都」の文化的景観の根底に、水循環が深く影響していることに着想を受け生まれた新作「即非京都」を発表する。

こちらは屋外と屋内で3つの展示スペースで構成されています。

受付を済ませて階段を降りると、ひとつめの展示、水の音に負けない強さでどどーん。
はずれにあるドラム工場へ向かいます。
その途中に二つめの作品、文字の作品があります。
ここから、お隣の動物園のおさるが動いているのがチラッと見えました。
作品の裏手にまわると、肉眼でもすごいモアレでした。
ドラム工場に三つめの作品があります。

入口前に受付のかたがいて、鑑賞に対しての説明文を渡されるので、その場で読みます。

中へ入るとかなり暗くて、入場後すぐは目が慣れておらず、クラッとするかもです。
中の展示は何パターンかあり、それぞれが興味深いです。
動画ではたくさんの作品が上映されていて、じっくり観たかったです。
以下のごあんない、公式Webサイトより。
[車椅子でご来場の方へ]
琵琶湖疏水記念館にあるエレベーターをご利用いただき地下広場の展示会場まではアクセス可能です。スタッフがご案内しますのでKYOTOGRAPHIEの受付にて申し付けください。なお、ドラム工場内の展示スペースへのアクセスは入口に階段があり危険なため、車椅子でのご入場はご遠慮いただいております。あしからずご了承ください。
記念館は休館日だったのでそのまま後にしました。

たくさん移動して疲れたので、近くの「ブルーボトルコーヒー京都カフェ」へ立ち寄り、休憩しました。

京都らしい素敵な建物で飲むコーヒー。
暑い日だったのでアイスラテにしました。おいしかったです。
ここでタイムリミットになったので帰路に着きました。

KYOTOGRAPHIEがまた来年も無事に開催されて、たくさんのかたが来れたら良いなぁと願っています。

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嵐 祥子 | Arashi Shoko

フリーランスWebライター兼フォトグラファー、嵐祥子のサイトです。 同名で、写真作品も制作しています。