今年で開催第9回となる「京都国際写真祭」へ行って来ました。国内外の写真作家さんの作品展示を、市内各所、その会場ならではの展示方法で観ることができます。
京都は国際映画祭の開催もあるので、「京都グラフィー」の方が通じやすいかもしれません。
作品展示の内容がおもしろいこともありますが、昨年からつづくコロナ禍の影響を多大にうけながらも開催されたこと、応援の気持ちもあり訪れました。ドネーション付きチケットも用意されています。
展示会場が広範囲に点在していて、午前中〜15時ごろまでしか時間がとれない私は、メインプログラムから3会場にしぼりました。
本当はパスポートを購入して、全会場を何日かに分けて周れたら良いのですが、子どもにもう少し手がかからなくなってからか、一緒に周れるくらいになってからかな?と思っています。
ちなみに私は、各会場で支払う単館チケットの利用です。
①二条城(※入城料が別途必要)
→「5展示チケット」をオンライン購入¥1,400
→ギャラリーで購入 ¥800
→無料
(◯の番号は私の訪れた順、このサイトの記事の順番です)
現地へは地下鉄で行く方法もありますが、わたしはJR京都駅から市営バス「9」系統に乗りました。
20分ほどかけて北へ上がり「二条城前」下車。降りたらとても開放感があるロータリーで、木陰なし。すぐ近くにコンビニも無さそうだったので、待ち合わせ場所としては不向きかも、です。
以下の文章は、この二条城会場のテーマです。公式Webサイトより。
2011年の東日本大震災、そしてそれに伴い起きた原発事故から10年。いまだに復興とは程遠い困難な生活を続けている人々がいる。国内外の5組のジャンルの違うアーティスト達による、3.11に対するそれぞれのオマージュ。
作家さんのお名前と会場の写真をすこし、紹介していきます。
場所:東南隅櫓(とうなんすみやぐら)
蔵の中はとても暗く、受付で配布されるライトで足もとを照らしながら鑑賞します。
蔵の狭い入り口、ワクワクしますね。
積み上げられたフレコンバッグ。
そしてお花たち。東日本大震災当時のこと、いろいろと頭をよぎります。
逆光で、順光で、見え方がぜんぜん違います。
以上で二条城会場は終わりです。
お城の中、段差や階段がいくつかあります。いつも「ここの展覧会は子づれで来れるかな?」と想像するのですが、展示作品との距離が近いこと、子どもの興味がありそうなものがたくさん配置されていること、足元が暗いこと、落ち着きのない我が子はちょっと無理かな…と思いました。
小さなお子さんづれの方はくれぐれもお気をつけくださいませ。
以下のごあんないは、鑑賞しているときに車椅子とベビーカーを押して会場内の移動は無理だなぁと感じたので、後で公式Webサイトを確認しました。そのリンクの内容を貼っておきます。
【車椅子でご来場の方へ】
二条城の城内は砂利道となっています。二条城の総合案内所にて、電動アシスト付きの車いすを無料で貸し出しています(事前予約不可)。
各展示会場への車椅子でのご来場については、下記をご覧ください。
4 リシャール・コラス|二条城 東南隅櫓
展示会場までに石の階段があり危険なため、車椅子でのご観覧はご遠慮いただいております。あしからずご了承ください。
5 片桐功敦|二条城 二の丸御殿 台所
車椅子をご使用の際は、エントランス部分のみご観覧いただけます。室内展示スペースの入口に階段があり危険なため、ご観覧はご遠慮いただいております。あしからずご了承ください
6 ダミアン・ジャレ & JR|二条城 二の丸御殿 台所
7 小原一真|二条城 二の丸御殿 台所・御清所
展示スペースの入口に階段があり危険なため、車椅子でのご観覧はご遠慮いただいております。あしからずご了承ください。
8 四代田辺竹雲斎|二条城 二の丸御殿 御清所
展示スペースの入口に階段があり危険なため、車椅子でのご観覧はご遠慮いただいております。屋外から出口部分の扉越しに一部室内をご覧いただけます。(悪天候の場合は。ご観覧いただけない場合もございます)あしからずご了承ください。
それでは(^^)
②HOSOO GALLERYへ続きます。
嵐 祥子 | Arashi Shoko
フリーランスWebライター兼フォトグラファー、嵐祥子のサイトです。 同名で、写真作品も制作しています。
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