「今こそGUTAI 県美ケンビの具体コレクション」展へ

1月中旬。
冬らしい寒い日、兵庫県立美術館で開催中の特別展「開館50周年 今こそGUTAI 県美(ケンビ)の具体コレクション」へ行ってきました。

美術館への入館は、Web予約が優先です。
予約した時間がくるまでお昼ごはんにしようと、美術館の最寄り駅「阪神岩屋」から西へ5分ほどの距離にある「洋食SAEKI」さんへ。

昨年「ゴッホ展」に来館したときも立ち寄り、店内に入るまで30分ほど並びました。
今回は真冬だからか、一巡目が終わったタイミングだったからか、並ぶ列はなく。
店内のソーシャルディスタンスの関係で5分ほど待ち、お店へ案内されました。

写真のメニューは、有頭エビフライ・チキンカツ・ミンチカツ・クリームコロッケの「ミックスフライ定食」1,000円(税込)。ソースはちょっと濃いめに感じました。
ご飯の量を小にしましたがおなかいっぱい、満足でした。
食事が終わり、アート作品が並ぶ「ミュージアムロード」を南へ。まだすこし時間があったので、海に面したデッキ「ハーバーウォーク」まで歩きました。

美術館が隣接しているそこは「HAT神戸」という神戸市の防災拠点の一部で、遊歩道や公園などさまざまな施設があり、ひとびとの憩いの場になっています。
受付時間になり入口へ向かいます。
平日の14時、お客さんは少なく感じる10名ほどでした。

兵庫県芦屋市で結成された、美術グループ「具体」。
関西に住んでるかたなら、代表の吉原治良さんの、黒地におおきな円が描かれた作品のポスターを、見かけたことがあるかもしれません。

わたしが学生のころ、学校の美術準備室の前にポスターが貼ってあり「インパクトのある『円』だなぁ。『具体』ってなんのことだろう」と思ったのを覚えています。
図録はなく、その代わりに無料のパンフレットが置いてあります。しっかりした紙にとてもキレイな印刷で、もらってうれしいものでした。
展示内容は絵画だけでなく、おおきな展示室におおきな作品が吊るされていたり、静かな部屋でベルのスイッチを押したり(あなたは鳴り響くベルの音に耐えられるか?という試み)、自由な表現ってなんだろう?とおもしろく拝見しました。
会期は2021年2月7日(日)まで。
兵庫県は緊急事態宣言が出ています。
行かれるかたは休館日、開館時間などホームページで確認し、どうぞお気をつけて。

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嵐 祥子 | Arashi Shoko

フリーランスWebライター兼フォトグラファー、嵐祥子のサイトです。 同名で、写真作品も制作しています。